Lateral & Medial Epicondylitis

紀の川市のテニス肘・ゴルフ肘(上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎)、
肘の痛みにお悩みの方へ

「テニス・ゴルフのスイングで肘が痛い」「タオルを絞る・フライパンを持つと肘が痛む」
「PC作業のマウス操作で肘が痛む(マウス肘)」というあなたへ。
整形外科診断後の保存的なケアの選択肢として、国家資格者が鍼治療(ガイドライン2024でGrade A推奨)・手技・物理療法・ストレッチ指導で対応します。

はり師・きゅう師・柔道整復師 完全予約制 無料駐車場3台 LINE24時間受付
紀の川市Kei鍼灸整骨院でテニス肘・ゴルフ肘(上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎)に対する保存的な鍼治療・手技アプローチ
Tennis Elbow / Golfer's Elbow

テニス肘・ゴルフ肘、
肘の痛みのケアを一緒に

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)・ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)は、肘の外側または内側に付着する前腕筋群の腱組織に、繰り返しの過負荷がかかって生じる病態と考えられています。テニスやゴルフの愛好家だけでなく、家事(タオル絞り・フライパン)・育児(子供の抱っこ)・PC作業(マウス操作)といった日常動作の累積でも発症するケースが増えています。当院は整形外科診断後の保存的なケアの選択肢として、前腕筋群への鍼治療・手技・ストレッチ指導で対応します。なお、上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024では、鍼治療がGrade A(行うよう強く推奨する)に位置づけられています。

こんな症状はありませんか?

  • テニス・ゴルフ・バドミントンのスイングで肘の外側または内側に痛みが走る
  • タオルを絞る・フライパンを持つ・ペットボトルのフタを回すと肘が痛む
  • 子供を抱っこする・買い物袋を持つ動作で肘が痛む
  • マウス操作・キーボード入力など長時間のPC作業で肘の外側がだるい
  • 肘の外側または内側の一点を押すと強く痛む(圧痛)
  • 整形外科でテニス肘(上腕骨外側上顆炎)またはゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)と診断された
テニス肘 ゴルフ肘 上腕骨外側上顆炎 上腕骨内側上顆炎 マウス肘 肘の痛み 保存的ケア

あなたの肘の痛み、こんな状態ではありませんか?

  • テニス・ゴルフ・バドミントンのスイングで肘の外側または内側に痛みが走る
  • タオルを絞る・フライパンを持つ・ペットボトルのフタを回す動作で肘が痛む
  • 子供を抱っこする・買い物袋を持ち上げる動作で肘が痛い
  • マウス操作・キーボード入力など長時間のPC作業で肘がだるい・痛む
  • 肘の外側または内側の一点を押すと強い痛みがある(圧痛)
  • 握力が落ちた気がする・手から物を落とすことが増えた
  • 整形外科でテニス肘またはゴルフ肘と診断されたが、何ヶ月も改善せず不安
  • 整形外科でステロイド注射を受けたが、しばらくしてぶり返してしまった

一つでも当てはまる項目があれば、保存的なケアの選択肢を一度ご検討ください。整形外科の診断後の方も、主治医と並行してご相談いただけます。

テニス肘・ゴルフ肘の違いと3タイプ — まずは病態を理解する

テニス肘(上腕骨外側上顆炎/Lateral Epicondylitis)・ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎/Medial Epicondylitis)は、いずれも肘関節の上顆(じょうか)と呼ばれる骨の出っ張りに付着する前腕筋群の腱組織に、繰り返しの過負荷がかかって生じる病態と考えられています。スポーツ愛好家のほか、家事・育児・PC作業など日常動作の累積で発症するケースも多く、30〜60代に好発するとされる、ありふれた肘の痛みです。背景の生活負荷によってスポーツ型・家事過用型・PC作業型(マウス肘)の3つに大別でき、自分のタイプを知ることがケア選択の第一歩になります。

「上腕骨外側上顆」と「上腕骨内側上顆」の解剖学的違い

肘関節は、上腕骨・橈骨(とうこつ)・尺骨(しゃっこつ)の3本の骨で構成されます。このうち上腕骨の遠位端(肘側)には、外側と内側にそれぞれ骨の出っ張り(上顆)があり、ここに前腕の筋肉群が付着しています。

  • 上腕骨外側上顆(テニス肘の好発部位) — 前腕の伸筋群(手首を背屈させる筋肉)が付着。特に短橈側手根伸筋(ECRB: Extensor Carpi Radialis Brevis)の腱組織が、テニス肘における障害の主体とされています。バックハンドストロークでラケットを握り、ボールのインパクト時に手首を伸ばす方向で力を発揮する動作で、ECRBの付着部に強い牽引ストレスがかかると考えられています。
  • 上腕骨内側上顆(ゴルフ肘の好発部位) — 前腕の屈筋・回内筋群(手首を曲げる/前腕を内側にひねる筋肉)が付着。特に円回内筋(えんかいないきん・Pronator Teres)・橈側手根屈筋(Flexor Carpi Radialis)の腱組織が、ゴルフ肘における障害の主体とされています。ゴルフのトップ・インパクト時の手首屈曲・前腕回内動作、タオル絞り、フライパン把持、子供の抱っこなどでこれらの筋に負荷がかかります。
肘関節の解剖図 — テニス肘は上腕骨外側上顆(外側)が痛みの好発部位、ゴルフ肘は上腕骨内側上顆(内側)が痛みの好発部位
図:テニス肘(外側上顆)とゴルフ肘(内側上顆)の解剖と痛みの好発部位

「上顆炎」より「上顆症(腱症/tendinopathy)」 — 最新の理解

「上腕骨外側上顆炎(テニス肘)」「上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)」と呼ばれているため、長らく『炎症』が病態の中心と考えられてきました。しかし、近年の組織学的研究(Kraushaar 1999、Nirschl 1992 ほか)では、慢性経過例の腱組織には明らかな炎症細胞が乏しく、コラーゲンの変性・血管新生・線維芽細胞の異常増殖が主体であることが分かってきました。このため英語圏の医学文献では、近年『Lateral/Medial Elbow Tendinopathy(肘の腱症)』『Tendinosis(腱症/腱の変性)』と呼ぶ動きが主流になりつつあります。

この理解の転換は、対応戦略にも影響します。『炎症』だとすればステロイド注射やアイシングなど抗炎症的アプローチが中心になりますが、『腱の変性』だとすれば段階的な負荷再開・ストレッチ・前腕筋の機能改善といった腱組織の質的改善を目指すアプローチが重視されます。当院では問診と徒手検査(圧痛点の確認・Cozenテスト・Millテスト・内側上顆圧痛テスト・前腕筋柔軟性・握力評価など)で、どの組織にストレスが集まっているかを丁寧に見極めたうえで、施術の可否を判断いたします。

背景負荷による3タイプ

同じ「テニス肘」「ゴルフ肘」と診断されても、背景にある生活負荷の違いによって対応の組み立て方が変わります。当院では下記の3タイプに大別して、それぞれの方の生活に合った保存的なケアをご相談します。

Type 1
スポーツ型(45〜65歳)

テニス・ゴルフ・バドミントン・卓球などのラケット/クラブ競技愛好家。週に複数回プレーしている方が中心で、40代後半〜60代前半での発症が多くみられます。テニスではバックハンドストローク時のECRBへの過剰牽引、ゴルフではトップ〜インパクト時の手首屈曲・前腕回内動作が背景になります。競技継続の可否・段階的な再開タイミングが大きな関心事になります。当院では競技動作の負荷を抜きながらも、シーズン中の継続可能なペースをご一緒に検討します。

テニス・ゴルフなどラケット/クラブ競技愛好家。45〜65歳に多く、競技継続と段階的な再開ペースの調整が課題。

特徴: 競技負荷 / 45〜65歳 / 段階的な競技復帰がテーマ

Type 2
家事過用型(35〜55歳)

主婦・パート勤務の女性に多く、家事(タオル絞り・フライパン把持・ボトルのフタを回す・包丁での野菜切り)・育児(子供の抱っこ・授乳)などの繰り返し動作で発症するタイプ。「フライパンを持つと肘が痛い」「タオルが絞れない」「子供を抱っこできない」というご相談がよくあります。スポーツをしていないため「テニスもしないのにテニス肘と言われた」と戸惑う方も多くいらっしゃいます。家事動作は減らせない場合が多いため、動作工夫(両手で持つ・回し方を変える・道具を見直す)と前腕筋のケアを組み合わせるのが鍵になります。

家事・育児の繰り返し動作で発症。35〜55歳の女性に多く、動作工夫と前腕筋ケアの組み合わせが鍵となるタイプ。

特徴: 家事育児 / 35〜55歳女性 / 動作工夫が鍵

Type 3
PC作業型・マウス肘(30〜50歳)

事務職・IT職・デザイナーなど、長時間のマウス操作・キーボード入力を仕事で行う方のタイプ。「テニスもしないのにテニス肘と言われた」「マウス操作で肘の外側がだるい・痛む」というご相談が多く、近年では『マウス肘』『PC肘』と呼ばれることもあります。長時間のマウス操作では手首をわずかに伸ばした状態で短橈側手根伸筋(ECRB)が等尺性収縮を続けるため、外側上顆への付着部にストレスが累積しやすくなります。マウス位置・モニター位置・椅子の高さ・休憩のとり方といった作業環境(エルゴノミクス)の見直しが回復の鍵になります。

事務職・IT職に多いマウス肘・PC肘。30〜50歳。作業環境(エルゴノミクス)の見直しが回復の鍵となるタイプ。

特徴: 事務職IT職 / 30〜50歳 / 作業環境見直しが鍵

テニス肘・ゴルフ肘の3タイプの患者像 — テニス・ゴルフのスイングで肘を痛めるスポーツ型、家事(タオル絞り)で肘を痛める家事過用型、長時間のマウス操作で肘を痛めるPC作業型(マウス肘)
図:テニス肘・ゴルフ肘が起きやすい3つの場面(スポーツ / 家事 / PC作業)

動作別の症状変化 — 自分の肘の痛みのサインを観察する

テニス肘・ゴルフ肘は、動作によって痛みの強さがはっきり変化することが多く知られています。これは前腕筋の腱組織に牽引ストレスがかかる/抜けるという機械的特徴が背景にあるためと考えられています。下記は一般的な傾向です(個人差あり)。

  • テニス肘(外側)で悪化しやすい動作・場面 — 物を持ち上げる(手のひらが下を向く形でカップやペットボトルを持つ)/タオルを絞る/ドアノブを回す/包丁を握る/ペンを長時間握る/マウス操作/テニスのバックハンドストローク/ゴルフのリードハンド側
  • ゴルフ肘(内側)で悪化しやすい動作・場面 — タオルを強く絞る/フライパンを片手で持つ/重い鍋を持ち上げる/ボトルのフタを強く回す/野球の投球/ゴルフのインパクト時/腕立て伏せ
  • 両者に共通する楽になりやすい場面 — 前腕の筋群が温まったとき(入浴後)/エルボーバンドを装着しているとき/動作を控えた休息時/ストレッチ後
  • 典型的な所見 — 朝の起床直後は比較的軽く、日中の動作で徐々に痛みが増す/痛みのない反対側で物を持つことが増える/握力低下を実感する/痛む側で物を落とす経験

Cozenテスト・Millテスト・内側上顆圧痛テスト — 徒手検査の目安

テニス肘・ゴルフ肘の徒手検査でよく用いられるのが、圧痛確認誘発テストです。整形外科では問診・徒手検査に加えて、必要に応じX線(石灰沈着・骨棘の有無確認)・超音波(腱組織の状態確認)・MRI(難治例の精査)が用いられます。当院では下記の徒手検査の所見を参考に、施術の可否や対応の組み立てに活用します。

  • Cozenテスト(コーゼンテスト/テニス肘の誘発テスト) — 検者が患者の手関節を背屈方向に抵抗をかけながら、患者に手関節を背屈させる。外側上顆部に痛みが誘発されればテニス肘の可能性を示唆。
  • Millテスト(ミルテスト/テニス肘の誘発テスト) — 肘伸展位・前腕回内位で、検者が患者の手関節を掌屈方向に他動的に押す。外側上顆部に痛みが誘発されればテニス肘の可能性を示唆。
  • 内側上顆圧痛テスト・抵抗下手関節屈曲テスト(ゴルフ肘の誘発テスト) — 内側上顆部の圧痛確認、および肘伸展位で患者の手関節屈曲に抵抗をかける。内側上顆部の痛みが誘発されればゴルフ肘の可能性を示唆。

ただし類似症状を示す病態に頸椎症性神経根症(C6〜C7)・肘部管症候群(尺骨神経障害)・回外筋症候群(橈骨神経障害)・関節リウマチに伴う肘の痛み・変形性肘関節症・痛風発作・成長期の野球肘(リトルリーグ肘)などがあり、これらは保存的アプローチや対応戦略が異なります。肘の痛みに加えて小指・薬指のしびれ・前腕全体の感覚低下・両側同時発症・発熱を伴う発赤・夜間痛・成長期の骨端線が閉じる前の中学生以下の場合は、自己判断せずまずは整形外科でのご評価をご検討ください。

テニス肘の自然経過 — ガイドライン2024が示す事実

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)と診断されると「いつ治るのか」「テニスや仕事を続けてよいのか」と不安になる方が多くいらっしゃいますが、テニス肘は保存療法で約9割の方が改善すると国内ガイドラインで報告されている、予後の比較的良い病態です。患者さまが選択肢を冷静に判断するための一次情報として、いくつかの引用をご紹介します。

テニス肘の自然経過 — 上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024

日本整形外科学会・日本肘関節学会監修『上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024(改訂第3版・南江堂)』では、保存療法によって約9割の方が改善すると報告されています。一方で経過には個人差が大きく、3ヶ月〜1年以上かかるケースもあるとされています。発症初期から無理のないペースでセルフケア(ストレッチ・負荷コントロール・前腕筋の柔軟性向上)を始めるほど経過が穏やかになる傾向があるとされ、症状の長期化を避けるためにも早めの対応が一般的にすすめられます。完全に無痛に至らず軽度の違和感が長期間残るケースもあり、あくまで集団としての傾向であり、個々の経過を保証するものではありません。

保存療法の位置づけ — ガイドラインの推奨

上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024では、テニス肘に対する保存療法として、鍼治療がGrade A(行うよう強く推奨する)、ストレッチ療法がGrade B(行うよう推奨する)に位置づけられています。当院の鍼治療・手技・物理療法・ストレッチ指導は、ガイドラインを参考にしながら、整形外科の主治医による治療と並行できる『保存的なケアの選択肢のひとつ』としてご利用いただけます。個別の施術可否・通院ペースは、お身体の状態を確認したうえでご案内します。

ステロイド注射に関する報告 — Bisset BMJ 2006

テニス肘に対するステロイド局所注射は、整形外科で選択肢として提示される処置のひとつで、短期(4〜6週)の痛み軽減には有効性が報告されています。一方、英国BMJ誌に掲載されたBisset Lらの2006年のランダム化比較試験(BMJ. 2006;333:939)では、注射群・運動療法群・経過観察群を1年追跡した結果、注射群の1年後の再発・症状残存率は約50%と報告されています。再度の注射が選択肢になるかは整形外科の主治医のご判断であり、当院から評価を申し上げる立場にはありません。整形外科での治療と並行できる保存的な選択肢として、ガイドライン2024では鍼治療・ストレッチ・段階的な負荷再開などが紹介されており、当院ではそうした選択肢のひとつとしてご相談いただけます。お薬・注射のタイミングは必ず処方医にご相談ください。

背景因子 — 動作累積・前腕筋の柔軟性・道具/作業環境

テニス肘・ゴルフ肘は単一の原因で起こることは少なく、動作の累積(競技動作・家事動作・PC作業)・前腕筋(伸筋群・屈筋回内筋群)の柔軟性低下・握力/把持動作の繰り返し・道具(ラケット/クラブ/マウス)の合わなさ・作業環境(モニター/机/椅子の高さ)・年齢に伴う腱組織の変化など複数の要因が重なって発症することが多いと考えられています。改善のためには痛みの除去だけでなく、これら背景因子の見直しが重要です。

なぜテニス愛好家が3〜5割を占めるのに、過半数は非テニス患者なのか

「テニス肘」という名前から、テニスをしている人だけがなる病態と誤解されがちですが、実際にはテニス肘患者のうちテニス愛好家は3〜5割程度で、残りの過半数は非テニス患者であることが各種疫学報告で示されています。背景は家事(主婦)・育児(子供の抱っこ)・PC作業(マウス肘)・職業上の前腕反復動作(料理人・大工・電気工事士・楽器演奏家・歯科衛生士など)と多岐にわたります。逆に言うと、テニスをしていなくても発症しうる病態であり、家事・育児・仕事の動作累積で十分発症しうるという理解が重要です。当院では生活背景に応じた対応の組み立てをご一緒に考えていきます。

セルフチェック(あくまで観察ポイントです)

あなたの症状がテニス肘・ゴルフ肘に近いか、観察ポイント

  • 痛みの場所(テニス肘): 肘の外側(上腕骨外側上顆)の一点に圧痛
  • 痛みの場所(ゴルフ肘): 肘の内側(上腕骨内側上顆)の一点に圧痛
  • 動作で痛む: 物を持ち上げる/タオルを絞る/マウス操作/スイング動作で痛みが誘発
  • 朝より日中・夕方に増悪: 動作の累積で痛みが強くなる
  • 反対側でかばう: 痛むほうで物を持つのを避ける/握力低下を実感
  • 背景負荷: テニス・ゴルフ・家事・育児・PC作業など心当たり
  • レッドフラッグなし: しびれ進行・両側同時・夜間痛・発熱・高所転倒後ではない

※ 上記は一般的な傾向であり、診断ではありません。テニス肘・ゴルフ肘の確定診断には医療機関での問診・徒手検査・必要に応じX線/超音波/MRI検査が必要です。頸椎症性神経根症・肘部管症候群など類似症状を示す病態もあるため、自己判断ではなく整形外科でのご評価を優先してください。

参考情報(出典) ・日本整形外科学会・日本肘関節学会監修『上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024(改訂第3版)』南江堂. 2024.
・Bisset L, et al. "Mobilisation with movement and exercise, corticosteroid injection, or wait and see for tennis elbow: randomised trial." BMJ. 2006;333(7575):939.
・Zhou Y, et al. "Acupuncture for Lateral Epicondylitis (Tennis Elbow): A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials." Pain Res Manag. 2020;2020:8506591. (PMC7114772・10 RCT/796名)
・Kraushaar BS, Nirschl RP. "Tendinosis of the elbow (tennis elbow). Clinical features and findings of histological, immunohistochemical, and electron microscopy studies." J Bone Joint Surg Am. 1999;81(2):259-278.
・日本整形外科学会 公式サイト(肘の痛みに関する一般向け情報) https://www.joa.or.jp/
・慶應義塾大学病院 KOMPAS(上腕骨外側上顆炎)・社会福祉法人 恩賜財団 済生会(テニス肘) 各公式ページ
・厚生労働省 統合医療情報発信サイト「eJIM」https://www.ejim.mhlw.go.jp/

「テニス肘・ゴルフ肘、どこに行けばいい?」 — 4種類の施設比較

テニス肘・ゴルフ肘で迷うのが、整形外科・整骨院・整体・カイロプラクティックの4種類の選択肢です。それぞれ資格と保険適用の有無が異なります。テニス肘・ゴルフ肘は類似症状を示す病態(頸椎症性神経根症・肘部管症候群・変形性肘関節症・関節リウマチ・痛風・成長期の野球肘など)があるため、まず整形外科でのX線・必要に応じ超音波/MRI検査と診断を受け、これらの鑑別を済ませたうえで、保存的なケアの選択肢を選んでいくのが一般的です。

整形外科・整骨院・整体・カイロプラクティック 4種類比較表 - 整形外科は医師(国家資格)・健康保険/自賠責適用・診断/画像検査(レントゲンMRI)/投薬/診断書発行を担当。整骨院は柔道整復師(国家資格)・健康保険(急性外傷)/自賠責適用・手技/物理療法/可動域改善/通院ケアを担当。整体は国家資格なし(民間資格)・保険適用なし・自費の手技。カイロプラクティックは日本では民間資格・保険適用なし・脊椎/関節調整(自費)。整体・カイロは民間資格で医療行為ではない。資格と保険の有無で目的別に使い分け。
整形外科・整骨院・整体・カイロプラクティックの違い。資格と保険の有無で目的別に使い分けます(整体・カイロは民間資格で医療行為ではありません)。

当院は柔道整復師・はり師・きゅう師の国家資格者が施術いたします。料金については初回ご来院時に丁寧にご案内いたします。外傷後の鋭い痛み・腫脹・しびれの進行・夜間痛が強い場合など緊急性のある症状は整形外科の受診を最優先してください(下記レッドフラッグ参照)。

ラケット動作・家事・PC作業で肘が痛む方へ

「ラケットを振ると肘の外側がズキッと痛む」「テニスをしていないのに、マウス操作で肘の外側がだるい・痛む」「タオルを絞る・フライパンを持つと肘の内側が痛い」というご相談を多くいただきます。
当院では問診と徒手検査(圧痛点・Cozenテスト・Millテスト・内側上顆圧痛テスト・前腕筋柔軟性)で現状を把握し、ガイドライン2024でGrade A推奨の鍼治療を含む保存的なケアの選択肢を一緒にご検討します。

こんな症状は、まず医療機関へ — レッドフラッグの早期対応

当院は鍼灸・柔道整復施術を行う施設であり、画像検査・投薬・診断はできません。肘の痛みと一見「テニス肘」「ゴルフ肘」に見えても、肘部管症候群(尺骨神経障害)・頸椎症性神経根症・変形性肘関節症・関節リウマチ・痛風発作・骨折/脱臼・成長期の野球肘(リトルリーグ肘)・腫瘍・感染など、画像検査や血液検査による鑑別を要する病態が隠れていることがあります。下記に該当する症状がある場合は、当院ではなく、まず整形外科・必要に応じ内科や救急外来を最優先で受診してください。

次のような症状があれば、まず医療機関へ(緊急性・要鑑別)

  • 小指・薬指のしびれが進行する・小指側の握力が落ちる(肘部管症候群=尺骨神経障害の疑い)
  • 肘の可動域制限が強く、伸ばす/曲げるが明らかに不自由(変形性肘関節症の疑い)
  • 首から肩・腕・指先に放散する痛み・しびれ(頸椎症性神経根症の疑い)
  • 両側の肘・他の関節(手指・手首)が同時期にこわばる・腫れる・朝のこわばりが30分以上(関節リウマチの疑い)
  • 突然の激痛と発赤・腫脹・38℃以上の発熱を伴う(痛風発作・化膿性関節炎の疑い)
  • 明らかな外傷後の急激な痛み・腫脹・変形(骨折・脱臼の疑い)
  • 夜間痛が強く、横になっても眠れない(腫瘍・感染・骨腫瘍の鑑別が必要)
  • 成長期(中学生以下)の野球選手の肘内側痛(リトルリーグ肘=骨端線損傷の疑い)/外側痛(離断性骨軟骨炎の疑い)
  • 原因不明の体重減少・全身倦怠感・がん既往歴がある方の新規の肘痛
  • 関節内に水がたまる・熱感がある(化膿性関節炎・関節リウマチ・痛風発作の鑑別)

特に小指・薬指のしびれが進行する場合は肘部管症候群、首から放散する痛み・しびれは頸椎症性神経根症、成長期の中学生以下の野球選手の肘痛はリトルリーグ肘(野球肘)など、別の疾患の可能性を必ず整形外科で確認してください。当院は整形外科の診断後、上記レッドフラッグに該当しない方の典型的なテニス肘・ゴルフ肘(スポーツ型・家事過用型・PC作業型/マウス肘)の保存的なケアの選択肢としてご利用いただいています。

中学生以下の野球肘・リトルリーグ肘は別病態 — 小児整形外科へ

成長期(小学生・中学生・高校生前半)の野球選手における肘の痛み(いわゆる野球肘・リトルリーグ肘)は、上腕骨の骨端線(成長軟骨)がまだ閉じていない時期に投球動作の繰り返しで生じる病態で、成人のテニス肘・ゴルフ肘とは別物として扱われます。特に小学生〜中学生の離断性骨軟骨炎(OCD: Osteochondritis Dissecans)は早期発見・早期対応が重要で、進行例は手術適応となる場合があります。中学生以下のお子さまで野球・ソフトボールをしていて肘の痛みがある場合は、当院での対応より整形外科(特に小児整形外科または肩肘専門医)での画像評価を最優先で受けていただくことをおすすめします。当院は基本的に高校生以上の方を対象としていますが、高校生以上の方の野球肘・テニス肘・ゴルフ肘については、整形外科診断後にご相談いただけます。

当院の役割と限界 — 透明性の確保

テニス肘・ゴルフ肘の対応において、当院ができること・できないことを明示しておきます。安心して通院判断していただくために、限界も含めてお伝えします。

当院ができること

  • 問診・徒手検査(圧痛点・Cozenテスト・Millテスト・内側上顆圧痛テスト・前腕筋柔軟性評価)による状態把握
  • 鍼治療(ガイドライン2024でGrade A推奨)・柔道整復(手技)・物理療法(ハイボルテージ・超音波)による症状緩和
  • 前腕伸筋群・屈筋回内筋群のストレッチ・自宅セルフケア指導
  • エルボーバンド(カウンターフォースブレース)の装着位置・タイミングのご相談
  • 受診目安(レッドフラッグ)該当時の医療機関への受診案内
  • 競技復帰・家事復帰・PC作業環境見直しまでの段階的なご相談

当院ができないこと

  • 「テニス肘です」「ゴルフ肘です」等の医学的診断・病名の確定
  • X線・超音波・MRI等の画像検査と画像所見の解釈
  • 医療機関での投薬・ステロイド注射・PRP注射・体外衝撃波(ESWT)・手術
  • 医療機関で処方されているお薬の調整に関する指示
  • 成長期(中学生以下)のリトルリーグ肘・離断性骨軟骨炎などの小児整形外科領域

医療機関での治療を受けている方へ

整形外科でステロイド注射・体外衝撃波療法(ESWT)・PRP(多血小板血漿)注射・装具療法などの治療を受けられている方も多くいらっしゃいます。これらと当院の鍼治療・手技・物理療法は作用機序が異なるため併用可能です。併用で症状の管理が安定する方もいらっしゃいます。医療機関で処方されているお薬や注射のタイミングについては、必ず処方医にご相談ください。当院は処方医の指示を最優先に施術方針を決定します。なお、体外衝撃波療法(ESWT)は整形外科の機器による医療行為であり、当院では行いません。

当院のテニス肘・ゴルフ肘へのアプローチ

当院では、テニス肘・ゴルフ肘の背景にあると考えられる「前腕の伸筋群(ECRBほか)・屈筋回内筋群(円回内筋・橈側手根屈筋ほか)の腱組織への繰り返し牽引ストレスと変性」「前腕筋の柔軟性低下」「握力/把持動作の累積」「競技動作・家事動作・PC作業環境の偏り」「肩甲帯〜肘〜手首までの連動性」に着目し、鍼治療(ガイドライン2024でGrade A推奨)・手技・物理療法・ストレッチ指導を組み合わせてアプローチします。整形外科診断後の保存的なケアの選択肢として、症状緩和と日常生活・競技復帰の改善を目指す方針です。

4ステップでのアプローチ内容

同じ「テニス肘」「ゴルフ肘」でも、3タイプ(スポーツ型・家事過用型・PC作業型)・症状経過・前腕筋の状態・動作パターンによって適切なアプローチは異なります。当院ではいきなり施術に入るのではなく、問診・徒手検査(圧痛点の確認・Cozenテスト・Millテスト・内側上顆圧痛テスト・前腕筋柔軟性・握力評価・肩甲帯/手首の動き)で現状を丁寧に把握することを大切にしています。レッドフラッグに該当する可能性がある場合は、速やかに医療機関への再受診をおすすめします。

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前腕伸筋群・屈筋回内筋群への鍼治療(テニス肘・ゴルフ肘へのガイドライン2024 Grade A推奨アプローチ)
鍼治療の施術イメージ

鍼治療 — ガイドライン2024でGrade A推奨の保存的選択肢

テニス肘・ゴルフ肘の背景には、前腕伸筋群(短橈側手根伸筋ECRB・総指伸筋など)の付着部および筋腹の慢性的な過緊張・腱組織の変性(テニス肘)、または屈筋回内筋群(円回内筋・橈側手根屈筋など)の付着部および筋腹の過緊張・腱組織の変性(ゴルフ肘)が関わると考えられています。『上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024(改訂第3版)』では、鍼治療がGrade A(行うよう強く推奨する)に位置づけられています。これは国内のテニス肘ガイドラインにおいて最も高い推奨レベルです。前腕深層の筋・腱組織は、マッサージや整体の手技だけでは直接届きにくい層です。鍼は皮下数cmまで直接届くため、手技単独ではアプローチしにくい層への介入が可能とされています。
テニス肘に対する鍼治療のシステマティックレビュー・メタアナリシス(Zhou Y et al. Pain Res Manag. 2020;2020:8506591/PMC7114772、10件のRCT・796名)では、鍼治療群で痛みVASスコアの改善が報告されました。当院では症状緩和の補完的な選択肢としてご案内しており、整形外科の治療を中止する判断はせず主治医と並行してご相談ください。
→ 紀の川市の鍼灸ページで詳しく

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柔道整復・徒手による前腕筋・肘関節周囲の調整(テニス肘・ゴルフ肘)
柔道整復・徒手アプローチのイメージ

柔道整復・徒手 — 国家資格者が行う徒手アプローチ

肘関節〜前腕〜手首にかけての関節の動き・筋膜の張り・前腕筋(伸筋群/屈筋回内筋群)の柔軟性・肩甲帯と肘の連動性を、柔道整復師の手技で丁寧に評価・調整し、外側上顆/内側上顆への過剰なテンションを減らすことを目的とします。テニス肘・ゴルフ肘の方は、前腕筋全体の慢性的な硬さ・肩甲帯の動きの硬さを抱えていることが多く、これが肘への牽引ストレスを増加させる要因のひとつと考えられています。前腕〜上肢のつながり(浅後筋膜ライン・腕の前面ライン)を整えることで、日常動作・競技動作での肘への負担を減らすことが期待されます。当院では現在の症状経過に合わせて、刺激量を控えめに調整した手技で対応します。

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ハイボルテージ・超音波の物理療法機器
ハイボルテージ・超音波の機器

物理療法 — ハイボルテージ・超音波

ハイボルテージ療法は高電圧パルスで深部まで電気刺激を到達させる物理療法で、強い圧痛・運動後の疼痛の管理補助として用いられます。超音波治療は深部組織への温熱・微振動作用により、前腕筋・腱組織への血流改善と組織の柔軟性向上のサポートを目的とし、鍼や徒手と組み合わせることが多い施術です。なお、整形外科で実施される体外衝撃波療法(ESWT)は当院の超音波治療とは出力・機序が異なる別の医療行為で、難治例に対する選択肢として整形外科にご相談いただくことをおすすめします。当院ではESWTは行いません。当院の超音波・ハイボルテージは、症状緩和を補う一手段として必要時に組み合わせています。

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ストレッチ・運動指導・エルボーバンド — 前腕筋を伸ばす習慣と動作工夫

施術で楽になっても、原因となる動作習慣が変わらなければ症状は戻りやすくなります。テニス肘・ゴルフ肘では特に前腕伸筋群・屈筋回内筋群のストレッチ・段階的な負荷再開・道具/作業環境の見直しを生活に組み込むことが重要です。具体的には、肘を伸ばして手首をゆっくり手のひら側/手の甲側に倒して反対の手で軽く補助する前腕ストレッチ(20〜30秒×3セット)/重い物を持つときは両手で支える・手のひらを上にして持つ・体に近づけて持つ動作工夫/PC作業では1時間に1回手を休ませる・マウスの位置を体に近づける・モニターの高さを調整する/テニスではグリップ太さ/ガットテンション/スイング動作の再評価/ゴルフではグリップ圧/インパクト時の手首動作の再評価、などです。『上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024』ではストレッチ療法もGrade B(行うよう推奨する)に位置づけられており、はり師・きゅう師・柔道整復師の3資格を持つ国家資格者が、根拠を共有しながらお伝えするのが当院の強みです。
またエルボーバンド(カウンターフォースブレース)は、肘の外側上顆/内側上顆から少し離れた前腕近位部にバンドを巻き、腱の付着部への牽引ストレスを分散させる目的で使われる装具です。日常生活・仕事・スポーツで負荷がかかる時間帯のみ装着し、安静時・就寝時は外すのが一般的とされています。装着位置や強さは個人差が大きいので、初回ご来院時に状態を確認しながらご案内します。

整形外科と並行してご利用いただけます

整形外科で治療中の方も、当院の鍼治療・手技・物理療法と作用機序が異なるため併用可能です。現在の治療内容を初回カウンセリングでお伺いし、主治医の指示を最優先に施術方針を決定いたします。お薬・注射のタイミングは必ず処方医にご相談ください。

参考情報(出典) ・日本整形外科学会・日本肘関節学会監修『上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024(改訂第3版)』南江堂. 2024.(鍼治療: Grade A / ストレッチ療法: Grade B / 保存療法で約9割改善)
・Zhou Y, et al. "Acupuncture for Lateral Epicondylitis (Tennis Elbow): A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials." Pain Res Manag. 2020;2020:8506591. PMID/PMC7114772.(10件のRCT・796名のメタアナリシス、痛みVASスコアの改善を報告)
・Bisset L, et al. "Mobilisation with movement and exercise, corticosteroid injection, or wait and see for tennis elbow: randomised trial." BMJ. 2006;333(7575):939.(ステロイド注射の1年後再発・症状残存率が約50%に達することを報告)
・Kraushaar BS, Nirschl RP. "Tendinosis of the elbow (tennis elbow)." J Bone Joint Surg Am. 1999;81(2):259-278.(『炎症』ではなく『腱症/tendinosis』として理解する根拠)
・厚生労働省 統合医療情報発信サイト「eJIM」https://www.ejim.mhlw.go.jp/

当院のテニス肘・ゴルフ肘施術が向く方 / 向かない方

すべての方に向くわけではありません。テニス肘・ゴルフ肘は整形外科での問診・徒手検査・必要に応じX線/超音波検査による診断と、類似病態(肘部管症候群・頸椎症性神経根症・変形性肘関節症など)の鑑別が先で、その後に保存的なケアの選択肢として施術所を選ぶのが一般的です。当院の鍼治療・柔道整復施術で対応できるケースと、医療機関の受診を優先いただくケースを明確にお伝えします。

こんな方に向いています

  • 整形外科で問診・徒手検査・必要に応じX線/超音波検査を受けテニス肘またはゴルフ肘と診断された方
  • 主治医から「まずはストレッチ・負荷コントロールを中心とした保存療法を試そう」と提案された方
  • 主治医と並行して保存的なケアの選択肢を増やしたい方
  • 肘の外側または内側の限局した痛みが主訴で、レッドフラッグ症状(しびれ進行・両側同時・夜間痛・発熱など)はない方
  • 整形外科でステロイド注射を受けたが、ぶり返してしまった方
  • 整形外科でESWT(体外衝撃波)・PRP注射などの治療を受けながら、保存的ケアも併用したい方
  • 整形外科で「経過観察」と言われたまま、何ヶ月も改善が乏しく不安が残っている方
  • テニス・ゴルフ・バドミントンなどの競技を続けながら、なんとか痛みと付き合っていきたい方
  • 家事・育児を続けながら、肘の痛みのケアをしたい方
  • PC作業の継続が前提で、マウス肘・PC肘の対応をご希望の方

下記の方は他の選択肢を優先してください

  • 明らかな外傷後の急激な痛み・腫脹・変形がある方 → 骨折・脱臼の疑いで整形外科へ
  • 小指・薬指のしびれが進行する/小指側の握力低下がある方 → 肘部管症候群の疑いで整形外科へ
  • 首から肩・腕・指先に放散する痛み・しびれがある方 → 頸椎症性神経根症の鑑別で整形外科へ
  • 両側の肘・他の関節が同時期にこわばる・腫れる方 → 関節リウマチの鑑別で内科/リウマチ科へ
  • 突然の激痛+発赤+発熱がある方 → 痛風発作・化膿性関節炎の鑑別で内科/整形外科へ
  • 夜間痛が強く眠れない方 → 腫瘍・感染の鑑別が必要
  • 整形外科の診断を受けていない・X線検査などをまだ受けていない方 → まず整形外科でご評価を
  • 中学生以下の野球選手の肘痛 → リトルリーグ肘・離断性骨軟骨炎などの可能性で小児整形外科または肩肘専門医へ

簡易セルフチェック(自己判断ではなく来院判断の目安です)

以下の項目に該当するものがあるか確認してみてください

  • 整形外科でテニス肘またはゴルフ肘と言われた
  • 肘の外側または内側の限局した一点に強い圧痛がある
  • 物を持ち上げる/タオルを絞る/マウス操作などの動作で痛みが誘発される
  • 主治医からまずは保存療法でと言われた
  • レッドフラッグ(しびれ進行・両側同時・夜間痛・発熱・外傷後の急激な痛み・成長期の野球肘)はない
  • 家事・PC作業・競技などを続けながら、痛みのケアをしたい

該当項目が多い方は、一度ご相談ください。当院では問診・徒手検査で状態を確認し、必要と判断した場合は医療機関への再受診をおすすめしています。「来院していいか分からない」段階のご相談も歓迎します

初回ご来院の流れ

「初めての鍼灸・整骨院は何をされるか分からなくて怖い」— 特にテニス肘・ゴルフ肘と診断され、何ヶ月も続く肘の痛みにお悩みの方は心配が大きいと思います。初回ご来院から施術後までの流れを順番にお伝えします。予約制で待ち時間が少なく、お一人おひとりに丁寧に向き合うことを大切にしています。

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Kei鍼灸整骨院 外観(紀の川市打田)
院外観 — 駐車場あり

ご予約・受付 — LINEまたはお電話で

LINE公式(24時間受付・AI対応)、または電話(080-8307-9660)からご予約ください。希望日時と「テニス肘(またはゴルフ肘)の相談」とお伝えいただくとスムーズです。問診票を当日記入いただきますので、来院時間の5分前にお越しください。動きやすい服装でのご来院、または当院でお着替え用のショートパンツ・Tシャツの貸出も可能です。スマホ操作が苦手な方は、お電話または家族の方からのご予約でもまったく問題ございません。

→ LINE予約の手順を見る

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Kei鍼灸整骨院 受付
受付・問診票記入のスペース

問診(カウンセリング)

肘の痛みの部位(外側/内側)/性質/発症時期/痛みを誘発する動作/普段の家事・仕事・スポーツの内容、整形外科での診断内容(テニス肘/ゴルフ肘の有無・X線/超音波所見・ステロイド注射歴)、症状・経過・既往歴、生活/仕事の状況などを丁寧にお聞きします。整形外科の診療情報・X線画像・診断書をお持ちいただけると、評価がより正確になります

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徒手検査・身体評価

肘の外側上顆/内側上顆の圧痛確認・Cozenテスト・Millテスト・内側上顆圧痛テスト・前腕筋(伸筋群/屈筋回内筋群)の柔軟性・握力評価・肩甲帯〜肘〜手首の連動性・頸椎可動域(神経症状の鑑別)などを評価します。レッドフラッグ(しびれ進行・両側同時・夜間痛・発熱・外傷後の急激な痛み・成長期の野球肘など)に該当する所見があれば、施術より先に医療機関の受診をおすすめします。

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施術プランのご説明と同意

評価結果をもとに、推定されるタイプ(スポーツ型・家事過用型・PC作業型)・本日行う施術内容・想定される通院ペース・料金・予想される反応について丁寧にご説明します。ご質問・ご不安な点があればこの段階で必ずお伝えください。納得いただいたうえで施術に入ります。鍼が初めての方には本数を絞り、刺激を控えめに設定します。

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Kei鍼灸整骨院 施術室
半個室の施術スペース

施術 — 鍼治療・手技・物理療法

推定されるタイプ・状態に合わせて、鍼治療(前腕伸筋群/屈筋回内筋群へ)・柔道整復(手技で前腕〜肘関節周囲を調整)・ハイボルテージ・超音波を組み合わせます。鍼は使い捨て(ディスポーザブル)・髪の毛より少し太い程度の細さです。施術中は痛みや違和感の変化があればお気軽にお伝えください。痛みが苦手な方には刺激量の調整や刺さない鍼(接触鍼)での対応も可能です。

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アフター説明・セルフケア・次回ご案内

施術後の身体の状態を再確認し、当日〜数日の過ごし方・自宅で行う前腕筋ストレッチ(伸筋群/屈筋回内筋群)・避けたい動作(痛みを我慢しての重い物の把持・スイング・タオル絞り・長時間のマウス操作など)・エルボーバンドの活用方法・道具/作業環境の見直しの一般的なアドバイス・次回ご来院の目安をお伝えします。お会計後、ご希望の方はそのまま次回予約も可能です。LINE公式から後日のご予約・キャンセル・症状のご相談もお気軽にどうぞ。

FAQ

テニス肘・ゴルフ肘特化 よくある質問

多くの場合は対応可能ですが、診断内容・現在の治療内容・主治医の指示を必ずご共有ください。明らかな外傷後の鋭い痛み・腫脹・しびれの進行・夜間痛が強いなど、レッドフラッグに該当するサインがある場合は施術を控え、整形外科での精査を最優先としていただきます。施術の可否は初回カウンセリングで個別にご判断いたします。X線画像・超音波画像や診療情報をお持ちいただけると評価がより正確になります。
テニス肘は肘の外側(上腕骨外側上顆)に付着する前腕伸筋群、特に短橈側手根伸筋(ECRB)の腱症とされる病態です。一方ゴルフ肘は肘の内側(上腕骨内側上顆)に付着する円回内筋・橈側手根屈筋などの屈筋回内筋群の腱症です。どちらも『腱症(tendinopathy)』として位置づけられ、ストレッチ・負荷コントロール・徐々の負荷再開という保存療法の枠組みは似ていますが、対象とする筋・動作が異なります。当院では問診と徒手検査で外側・内側のどちらが主体か(両側併発もあります)を確認し、対応内容を組み立てます。
上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024(改訂第3版・日本整形外科学会/日本肘関節学会監修)では、保存療法で約9割が改善するとされており、予後の比較的良い病態と位置づけられています。一方で経過には個人差が大きく、3ヶ月から1年以上かかるケースもあります。発症初期からセルフケア(ストレッチ・負荷コントロール)を始めるほど経過が穏やかになる傾向があるとされ、症状の長期化を避けるためにも早めの対応が一般的におすすめされます。完全に痛みが消えるまでに数ヶ月〜1年程度かかる方も少なくないことを念頭に置いて、無理のないペースで取り組むことが大切です。
テニス肘へのステロイド注射は短期(4〜6週)の痛み軽減には有効性が報告されている一方、Bisset Lらの英国BMJ誌2006年の研究(BMJ 2006;333:939)では、1年後の再発・症状残存率がおよそ半数程度と報告されています。再度の注射が選択肢になるかは整形外科の主治医のご判断であり、当院から評価する立場にはありません。整形外科の治療と並行できる保存的な選択肢として、鍼治療(ガイドライン2024でGrade A推奨)・ストレッチ・段階的な負荷再開・エルボーバンドの活用などがガイドラインで紹介されています。再発後の対応は患者さま個別の事情を含めて主治医とご相談いただくのが基本で、当院は保存的なケアの選択肢のひとつとしてご相談いただけます。
『上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2024(改訂第3版・南江堂・日本整形外科学会/日本肘関節学会監修)』では、テニス肘に対する鍼治療がGrade A(行うよう強く推奨する)に位置づけられています。これは国内のテニス肘ガイドラインにおいて最も高い推奨レベルです。Zhouらの2020年のシステマティックレビュー・メタアナリシス(Pain Res Manag 2020;2020:8506591/PMC7114772)では、10件のランダム化比較試験・796名のデータが解析され、鍼治療群で痛みVASスコアの改善が報告されました。当院は症状緩和の補完的な選択肢としてご案内しており、整形外科の治療を中止する判断はせず、主治医と並行してご相談ください。効果には個人差があります。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)はテニス愛好家に多いことから名付けられた病名ですが、実際にはテニスをしていない方の発症が多数を占めるとされ、近年は『マウス肘』『PC肘』と呼ばれることもあります。長時間のマウス操作・キーボード入力では手首をわずかに伸ばした状態が持続し、短橈側手根伸筋(ECRB)が等尺性収縮を長時間続けるため、外側上顆への付着部にストレスが累積しやすくなります。当院でも事務職・IT職の方からのご相談は一定数あり、休憩のとり方・マウス/キーボード/モニター位置の見直し・前腕ストレッチを含めた生活習慣のご相談を行っています。
タオル絞り・フライパン把持・子供の抱っこなど、手首を曲げる(屈曲)・前腕を内側にひねる(回内)動作で肘の内側に痛みが出る場合、ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)が候補となります。ゴルフ肘は名前の通りゴルフ愛好家に多い一方、家事や育児で長時間繰り返される把持動作・前腕回内動作で発症するケースも多くみられます。ただし類似症状を示す病態として尺骨神経障害(肘部管症候群)・頸椎症性神経根症などもあり、内側の痛みに小指・薬指のしびれを伴う場合は必ず整形外科でのご評価をおすすめします。
エルボーバンド(カウンターフォースブレース)は、肘の外側上顆や内側上顆から少し離れた前腕近位部にバンドを巻くことで、腱の付着部にかかる牽引ストレスを分散させる目的で使われます。短期的な痛み軽減を実感する方が多い一方、長期使用が腱の回復を促す根本的な対応とは異なります。日常生活や仕事・スポーツで負荷がかかる時間帯に使用し、安静時や就寝時は外すのが一般的とされています。装着位置や強さは個人差が大きいので、初回ご来院時に状態を確認しながらご案内します。
急性期は、痛む側の手で重い物を持つ・タオルを強く絞る・コップを片手で持ち上げる・ペットボトルのフタを強く回す・ドアノブを強く回す・テニスのバックハンドストロークなど、手首を伸ばす(背屈)・物を握って持ち上げる動作で肘の外側に強い痛みが走る動きは控えるのが一般的とされています。ゴルフ肘の方は手首を曲げる(屈曲)・前腕を内側にひねる(回内)動作の負荷を減らすのが原則です。完全な安静は前腕筋の柔軟性低下を招きやすいため、痛みが強くない範囲でのストレッチや軽い動かしは続けたほうが経過が良いとされています。自己判断で強くマッサージしすぎると症状が悪化することもあるため、力加減はご相談ください。
症状の状態・施術内容によって異なるため、ご来院前の一律料金のご案内はいたしておりません。個別ケースで前後しますが、初回ご来院時のお会計目安として4,000円〜6,000円程度をお持ちいただくと安心です。お悩みを丁寧にお伺いした上で施術プランと共にご案内します。当院は、いわゆる「ワンコイン整体」「短時間流れ作業型」ではございません。国家資格保有者(鍼灸師・柔道整復師)による丁寧な問診・1人ひとりに合わせたオーダーメイド施術を、ご納得いただける時間をかけてご提供しております。そのため、安さや短時間での施術を最優先される方は、当院ではなく他院をお薦めいたします。
Director

院長紹介

紀の川市の鍼灸・整骨院 Kei鍼灸整骨院 院長 瀬田圭佑(テニス肘・ゴルフ肘対応)

紀の川市の鍼灸・整骨院|院長

瀬田 圭佑

はり師・きゅう師・柔道整復師(3つの国家資格)

紀の川市生まれ。関西医療大学 鍼灸学部・関西医療学園専門学校 柔道整復師学科を卒業後、整形外科クリニックのリハビリ科(大阪府堺市)、鍼灸整骨院(和歌山県かつらぎ町)での臨床経験を経て、2019年8月、紀の川市打田に Kei鍼灸整骨院を開院。テニス肘・ゴルフ肘・肩こり・腰痛など、整形外科診断後の保存的なケアの選択肢として、エビデンスに基づく鍼治療・柔道整復施術で対応しています。「ラケットを握る動作で肘の外側が痛む」「マウス操作で肘の外側が痛む」「タオルを絞る・フライパンを持つと肘の内側が痛い」というお悩みに、前腕筋群へのアプローチを丁寧にご案内します。

院長プロフィールを詳しく見る →

国家資格証(免許証)

柔道整復師 免許証
柔道整復師
はり師 免許証
はり師
きゅう師 免許証
きゅう師
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