Ankle Sprain

紀の川市の足関節捻挫(足首の捻挫・内反捻挫)、
足首をひねった痛み・捻挫を繰り返す方へ

「足首をひねって腫れた」「歩けるけれど痛い」「何度も同じ足首を捻る・癖になった」「ギプスが取れたが足首が動かしにくい」というあなたへ。
足関節捻挫は、足首を内側にひねって、足首を支える靭帯を痛める外傷で、外くるぶしの前にある前距腓靭帯(ATFL)を最も痛めやすいとされています。
当院は整形外科で骨折を除外したあとの保存的なケアの選択肢として、国家資格者がテーピング・包帯による固定、物理療法、再発予防の運動サポートで対応します。

はり師・きゅう師・柔道整復師 完全予約制 無料駐車場3台 LINE24時間受付
Ankle Sprain

足関節捻挫(足首の捻挫)とは — まず知っておきたいこと

足関節捻挫(足首のねんざ)は、足首を内側にひねって、足首を支える靭帯(じんたい)を痛める外傷です。多くは足の裏が内側を向く形(内反)で起こり、外くるぶしの前にある前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい・ATFL)を最も痛めやすいとされています。「足首をひねって腫れた」「歩けるけれど痛い」「何度も同じ足首を捻る・癖になった」「ギプスが取れたが足首が動かしにくい」——そんな足首のお悩みに、当院は整形外科で骨折を除外したあとの保存的なケアの選択肢として、テーピング・包帯による固定、物理療法、再発予防のための運動サポートで対応します。なお、確定診断・画像検査・手術といった医療行為は整形外科の領域です。

こんな症状はありませんか?

  • 足首をひねって、外くるぶしの外側が痛む・腫れている
  • 青あざ(皮下出血)が出てきた・体重をかけると痛い
  • 歩けるけれど痛い・足首に力が入りにくい
  • 何度も同じ足首を捻る・足首がぐらつく(giving way)
  • ギプス・固定が取れたが足首が動かしにくい・違和感が残る
  • 部活・スポーツで足首を繰り返しひねる
  • 転倒して足首が腫れて歩きづらい
足関節捻挫 足首の捻挫 内反捻挫 前距腓靭帯(ATFL) 捻挫癖・慢性足関節不安定症 応急処置(RICE/PEACE&LOVE) 保存的ケア

あなたの足首、こんな状態ではありませんか?

  • 足首をひねって、外くるぶしのまわりが腫れて痛む
  • 青あざが出てきた・押すと痛い・体重をかけると痛い
  • 歩けるけれど痛みが続く・段差や下り坂が不安
  • 足首がぐらつく感じがある・また捻りそうで怖い
  • 同じ足首の捻挫を何度も繰り返している
  • 整形外科で固定が終わったが、足首の動きや違和感が残る
  • 部活・スポーツで足首を捻り、競技復帰の目安を知りたい
  • 整形外科で骨に異常はないと言われ、保存的なケアの選択肢を探している

一つでも当てはまる項目があれば、保存的なケアの選択肢を一度ご検討ください。まだ整形外科を受診していない方・強い腫れや変形がある方は、まず医療機関で骨折の有無をご確認いただくと安心です(後述の受診目安をご参照ください)。

足首の捻挫の「重症度」と「内反捻挫の仕組み」

足関節捻挫は、足首を支える靭帯に、その許容範囲を超える力が加わって損傷する外傷です。足首は構造上、足の裏が内側を向く内反の動きで捻りやすく、その際に外くるぶしの前にある前距腓靭帯(ATFL)が最も損傷しやすいとされています。ここでは、靭帯の解剖と重症度の分け方を、分かりやすく整理してご説明します(医学的な確定診断・画像検査は整形外科の領域です)。

足首を支える靭帯 — どこを痛めやすいのか

足首の外側には、前から順に前距腓靭帯(ATFL)・踵腓靭帯(CFL)・後距腓靭帯(PTFL)という3本の靭帯があり、内反でひねったときは前距腓靭帯から損傷しやすく、力が強いと踵腓靭帯にも及ぶとされています。内側には三角靭帯があり、外側にひねる形では内側を痛めることもあります。さらに、すねの2本の骨(脛骨・腓骨)をつなぐ遠位脛腓靭帯を痛める「高位(ハイアンクル)捻挫」は、回復が長引きやすく見逃されやすいタイプです。当院では、靭帯そのものの修復や評価ではなく、足首・ふくらはぎまわりの筋の状態や、再発しにくい足首づくりという保存的なケアで対応できる範囲に着目します。

足首の捻挫は「ただの捻挫」と侮らない

足関節捻挫は、スポーツや日常でよくみられる外傷ですが、初回の対応が不十分だと、足首がぐらつきやすくなり捻挫を繰り返す状態につながることがあるとされています。また、捻挫に見えても外くるぶし付近の骨折や、足の小指側の付け根の骨折(下駄骨折)などが隠れていることもあります。だからこそ、まず整形外科で骨折の有無を確認し、そのうえで固定や再発予防に取り組むことが大切とされています。当院の固定・物理療法・運動サポートは、診断後の保存的なケアの選択肢のひとつとしてご利用いただけます。

重症度の3段階(I度・II度・III度)

足関節捻挫は、靭帯の損傷の程度によって、おおまかに3段階に分けられます(あくまで分かりやすさのための整理で、医学的な確定診断とは別の枠組みです)。

I度(軽度)
靭帯が伸びた程度

靭帯が引き伸ばされたり、ごく一部が傷ついたりした状態で、足首のぐらつき(不安定性)はほとんどないとされます。腫れや痛みは比較的軽く、体重をかけて歩ける方が多いですが、無理をすると長引くことがあります。

特徴: 軽い腫れ・痛み / 歩ける / 不安定性なし

II度(中等度)
靭帯の部分断裂

靭帯の一部が切れた状態で、腫れ・皮下出血(青あざ)・体重をかけたときの痛みが出やすく、足首に軽度〜中等度のぐらつきが出ることがあります。固定と段階的なケアが大切とされる段階です。

特徴: 腫れ・青あざ / 荷重痛 / 軽度の不安定性

III度(重度)
靭帯の完全断裂

靭帯が完全に切れた状態で、強い腫れ・明らかなぐらつきが出ることがあります。骨折を合併していることもあり、整形外科での評価が特に重要です。まず医療機関での確認をおすすめします。

特徴: 強い腫れ / 明らかな不安定性 / 要医療評価

回復期間(日常生活に戻るまで)の目安

回復にかかる期間には個人差が大きく、損傷の程度・年齢・固定や安静の状況によって変わります。一般的な目安として、軽いものでは1〜2週間ほどで日常生活の動作が楽になっていく方が多い一方、中等度〜重度では数週間〜数か月かかることもあるとされています。これはあくまで目安であり、断定できるものではありません。痛みや腫れが長引く・足首がぐらつく感じが残る場合は、無理をせずご相談ください。

  • 悪化しやすい場面 — 受傷直後に無理に歩く・走る/患部を温める・長湯する/強くもむ/不安定な路面や段差/痛みを我慢して競技を続ける
  • 楽になりやすい場面 — 受傷直後に安静・冷却・挙上・適度な圧迫(RICE)をしたとき/適切な固定で安静を保ったとき/痛みのない範囲で少しずつ動かしたとき
  • 注意したいサイン — 体重をかけて4歩ほど歩けない/外くるぶし・内くるぶしの骨に沿った強い圧痛/足の小指側の付け根の痛み/つま先立ちができない、といった場合はまず医療機関へ(後述のレッドフラッグ参照)
参考情報(出典)日本整形外科学会 公式サイト(足関節捻挫・足関節外側靭帯損傷の症状・保存的対応の考え方)
日本足の外科学会 公式サイト(足・足関節の疾患の解説)
・Dubois B, Esculier JF. Soft-tissue injuries simply need PEACE and LOVE. Br J Sports Med. 2019.(応急処置の考え方)
・Stiell IG, et al. Ottawa Ankle Rules(足関節・足部のX線撮影の判断の目安)
・厚生労働省 統合医療情報発信サイト「eJIM」https://www.ejim.mhlw.go.jp/

足首をひねった直後にやること・やってはいけないこと

足首をひねった直後の急性期は、まず患部を保護して安静を保つことが基本とされています。古くから知られるRICE処置(Rest=安静/Icing=冷却/Compression=圧迫/Elevation=挙上)は、受傷直後のセルフケアの目安として広く紹介されています。近年は、これをさらに整理したPEACE & LOVEという考え方も紹介されています。

受傷直後(PEACE)

  • P(Protection/保護) — 痛みの出る動きを避け、患部を守ります。無理に体重をかけたり歩いたりしないようにします。
  • E(Elevation/挙上) — 足を心臓より高く上げて、腫れを抑えます。
  • A(炎症を無理に抑え込みすぎない) — 自然な治りの過程を妨げない、という考え方です。当院では特定の医薬品の使用については触れません。判断が必要な場合は医療機関にご相談ください。
  • C(Compression/圧迫) — 適度な圧迫で腫れを抑えます。締めすぎ・しびれが出る圧迫は避けます。
  • E(Education/正しい知識) — 過度な検査や安静に頼りすぎず、適切な経過を知ることが大切とされています。

数日後から(LOVE)

  • L(Load/適切な負荷) — 痛みのない範囲で少しずつ体重をかけ、動かしていきます。
  • O(Optimism/前向きに) — 過度に不安にならないことも回復に関わるとされています。
  • V(Vascularisation/血流) — 痛みのない範囲の運動で血流を促します。
  • E(Exercise/運動) — 可動域・筋力・バランスを段階的に取り戻していきます。

急性期に控えたほうがよいとされること

受傷直後は、飲酒長湯や患部を温めること強くもむこと痛みを我慢して歩く・走ることは、腫れや痛みを強めることがあるため控えるのが一般的とされています。「歩けるから大丈夫」と自己判断せず、強い腫れ・変形・体重をかけられないといった場合は、まず整形外科で骨折の有無をご確認ください。応急処置のやり方や固定の期間は状態によって異なりますので、ご来院時にご相談ください。

「足首をひねった、どこに行けばいい?」整形外科と整骨院、併用は?

足首の捻挫で迷うのが、整形外科/整骨院(鍼灸)/整体・カイロプラクティックなどの選択肢です。それぞれ資格と対応範囲・保険の扱いが異なります。足首の捻挫では、まず骨折・脱臼の有無を確認する画像検査・確定診断・手術は整形外科の領域です。強い腫れ・変形・体重をかけて歩けないといった場合は、まず整形外科を受診し、骨に異常がないことを確認したうえで、固定・物理療法・再発予防の運動サポートといった保存的なケアの選択肢を選んでいくのが安心です。

施設資格・保険主な対応範囲
整形外科 医師(国家資格)/健康保険適用 足首の捻挫の確定診断・画像検査(レントゲン・MRIなど)・骨折/脱臼の評価・手術・装具の処方。足首をひねって強い腫れや変形がある場合にまず受診する窓口です。
整骨院(鍼灸)
※当院はここ
柔道整復師・はり師・きゅう師(国家資格)/急性の外傷は健康保険(療養費)の対象となる場合あり テーピング・包帯による固定、手技・物理療法、再発予防のための運動サポート。急性の足関節捻挫は柔道整復師の施術範囲で、整形外科で骨折を除外したあとの保存的なケアの選択肢として。
整体・カイロプラクティック 日本では民間資格/保険適用なし・医療行為ではない 自費の手技。資格・対応範囲が施設によって異なります。

整形外科と整骨院は「併用」できますか?

同じケガ(同一負傷)で整形外科などの医療機関の治療を受けている期間は、同じ部位の施術が健康保険(療養費)の対象外(併給不可)となります。医療機関での治療を中心にしつつ、その治療が一段落したあとに当院での保存的なケアにお越しいただく、という流れが現実的です。判断に迷う場合は、現在の通院状況を初回にお伺いし、主治医の指示を最優先にご案内します。整骨院で対応できる急性のケガや健康保険の適用については、紀の川市の整骨院ページもあわせてご覧ください。

整形外科で「骨に異常なし」と言われ、保存的なケアを探している方へ

「整形外科で骨は大丈夫と言われたが、足首の腫れや痛みが残る」「固定が取れたあと、足首が動かしにくい・ぐらつく」「また捻りそうで不安」というご相談を多くいただきます。
当院では問診と足首・ふくらはぎの状態確認で現状を把握し、テーピング・包帯による固定、物理療法、再発予防のための運動サポートを含む保存的なケアの選択肢を一緒にご検討します。

「捻挫だと思っても実は…」整形外科を優先すべきサイン

当院は鍼灸・柔道整復施術を行う施設であり、画像検査・確定診断・手術はできません。足首をひねって一見「捻挫」に見えても、外くるぶしの骨折・足の小指側の付け根の骨折(下駄骨折)・アキレス腱断裂・すねの2本の骨をつなぐ靭帯の損傷(高位捻挫)などが隠れていることがあります。下記に該当する場合は、当院ではなく、まず整形外科(必要に応じて救急)を最優先で受診してください。

受診の目安(Ottawa Ankle Rules を分かりやすく)

足首・足のけがで「レントゲンが必要かどうか」を判断する目安として、医療現場ではOttawa Ankle Rulesという基準が知られています。患者さん向けに噛み砕くと、受傷直後と受診時に体重をかけて4歩ほど歩けない場合や、外くるぶし・内くるぶしの骨に沿った圧痛、足の特定の骨の圧痛がある場合は、骨折を除外できないためX線評価がすすめられる、という考え方です。お子さんでも参考になるとされますが、成長期は骨の成長板(骨端線)のけがが隠れやすいため、年齢だけで判断せず、まず整形外科での評価をおすすめします。

疑う状態患者さん向けのサインまずの窓口
外くるぶし・内くるぶしの骨折くるぶしの骨に沿った強い圧痛/体重をかけて4歩歩けない/強い変形・著明な腫れ整形外科でX線(Ottawa基準陽性)
足の小指側の付け根の骨折(下駄骨折)足の外側・小指側の付け根の限局した痛み・腫れ整形外科でX線
アキレス腱断裂「ふくらはぎを蹴られた」感覚・音がした/つま先立ちができない/アキレス腱部のへこみ速やかに整形外科へ(緊急性)
高位(ハイアンクル)捻挫外くるぶしの上方の痛み/回復が長引く・見逃されやすい整形外科でX線・必要時MRI
子どもの骨端線(成長板)損傷成長期で、骨の部分に限局した圧痛・腫れ整形外科でX線評価
感染・痛風など非外傷性の腫れ明らかなケガがないのに赤み・熱感・発熱を伴う腫れ医療機関へ(当院対応外)

次のような場合は、まず整形外科・医療機関へ(緊急性・要鑑別)

  • 受傷直後と現在、体重をかけて4歩ほど歩けない(骨折の可能性 → X線評価を)
  • 外くるぶし・内くるぶしの骨に沿った強い圧痛、明らかな変形がある
  • 足の小指側の付け根が強く痛む・腫れている(下駄骨折などの可能性)
  • つま先立ちができない・ふくらはぎに「蹴られた」感覚があった(アキレス腱断裂の疑い → 緊急)
  • 外くるぶしより上が痛む・回復が遅い(高位捻挫の可能性)
  • 足の感覚が鈍い・足先が冷たく蒼白・しびれが強い・激しい痛みが進む(緊急)
  • 成長期の子どもで骨の部分に強い圧痛がある(骨端線損傷の可能性)
  • 明らかなケガがないのに赤み・熱感・発熱を伴う腫れ(感染・痛風などの可能性)

これらに該当する場合は、当院ではなく整形外科をはじめとする医療機関の受診を最優先でお願いします。当院は鑑別・確定診断を行う立場にはありません。整形外科で骨折などを除外したあとの、固定・物理療法・再発予防の運動サポートについては、当院でもご相談いただけます。

当院ができること・できないこと(透明性の確保)

当院ができること

  • 問診・触診による状態把握(受傷の状況、腫れ・圧痛の場所、足首の動きの確認)
  • テーピング・包帯による固定
  • 手技・物理療法(超音波・ハイボルテージ)による、腫れや痛みに配慮した保存的ケア
  • 足首・ふくらはぎ・下腿の筋への施術
  • 回復期の可動域・筋力(腓骨筋群など)・バランス練習といった運動サポート
  • 再発を防ぐための運動指導・テーピングやサポーターの一般的な情報提供
  • 受診目安(レッドフラッグ)該当時の整形外科への受診案内

当院ができないこと

  • 「骨折はありません」「○○です」等の医学的診断・病名の確定
  • レントゲン・エコー・MRI等の画像検査と所見の解釈
  • 手術・ギプス(医療用)の処置・装具の処方
  • 骨折・脱臼・アキレス腱断裂・感染などの治療
  • 医薬品に関する判断・案内

「捻挫が癖になる」正体 — 慢性足関節不安定症(CAI)

「足首の捻挫を繰り返す」「足首がぐらついて、また捻りそう」という方は少なくありません。これは、初回の捻挫のあとに固定や安静が十分でなかったこと、靭帯がゆるんで関節が不安定になること(機械的な要素)に加え、足首のバランスをとる感覚(固有受容感覚)や、とっさに踏ん張る筋の反応の低下(機能的な要素)が背景にあると考えられており、慢性足関節不安定症(CAI)と呼ばれることがあります。

足首がぐらつく状態を繰り返すと、関節の中の軟骨(距骨の軟骨)を痛めたり、長期的に足首の変形につながったりすることもあるとされています。だからこそ、捻挫を繰り返す段階で、足首の安定性に関わる筋やバランス感覚を整える運動サポートに取り組むことが、再発予防の観点から大切とされています。当院では、足首まわりの状態を確認したうえで、腓骨筋群を含む運動指導・バランス練習を保存的なケアの選択肢としてご案内します。効果には個人差があり、改善を保証するものではありません。

⚠️ 慢性化した状態の施術は健康保険の対象外となる場合があります

健康保険(療養費)の対象となるのは、いつ・どこで・どのようにケガをしたかが明確な急性の外傷です。時間が経って慢性化した痛みや、捻挫を繰り返す状態(慢性足関節不安定症)そのものへの施術は、対象外(自費)となる場合があります。料金や保険の扱いは状況によって異なりますので、初回にご相談ください。なお、足首のぐらつきが強い・関節内の痛みが疑われる場合は、整形外科での評価をおすすめします。

子ども(成長期)・高齢者で気をつけたいこと

成長期のお子さんの足首の捻挫

成長期のお子さんは、靭帯よりも骨の成長板(骨端線)のほうが弱く、捻挫のように見えても、すねの骨(脛骨・腓骨)の端の成長板のけが(骨端線損傷)が隠れていることがあります。受診の目安(Ottawa Ankle Rules)はお子さんでも参考になるとされますが、年齢だけで判断せず、骨の部分に強い圧痛や腫れがある場合は、まず整形外科でのX線評価をおすすめします。部活やスポーツへの復帰は、痛みなく全体重をかけて歩ける・左右差なく動かせる、などを目安に段階的に進めることが大切とされています。競技全般のケガや段階的な復帰の考え方は、スポーツ障害のページもあわせてご覧ください。

高齢の方の足首の捻挫

高齢の方は、捻挫に見えても骨折や強い内出血を起こしていることがあり、体重をかけて歩けなくなりやすい傾向があります。まず整形外科で骨折の有無を確認していただいたうえで、当院では腫れの管理・固定・歩行を取り戻すための運動サポート、転倒予防のためのバランスづくりを、ご本人やご家族の不安に寄り添いながらご案内します。送迎の都合や駐車場(無料3台)など、通いやすさについてもお気軽にご相談ください。

当院の足首の捻挫へのアプローチ — 固定・物理療法・再発予防の運動サポート

当院では、整形外科で骨折を除外したあとの足関節捻挫に対して、テーピング・包帯による固定、手技・物理療法、回復期の運動サポート(可動域・筋力・バランス)を組み合わせてアプローチします。急性期は腫れや痛みに配慮しながら患部を保護し、回復期は再発しにくい足首づくりを目指す、という段階的な考え方です。なお、画像検査・手術・装具の処方は整形外科の領域です。改善を保証するものではなく、効果には個人差があります。

4ステップでのアプローチ内容

同じ「足首の捻挫」でも、重症度・受傷からの期間・足首の状態によって、適切なアプローチは異なります。当院では、いきなり施術に入るのではなく、問診・触診で現状を丁寧に把握することを大切にしています。レッドフラッグ(体重をかけて歩けない・骨の強い圧痛・つま先立ちできない・成長期の骨の圧痛など)に該当する可能性がある場合は、速やかに整形外科への受診をおすすめします。

1

評価 — 問診・触診で受傷の状況と足首の状態を確認

いつ・どのようにひねったか、腫れ・青あざ・圧痛の場所、体重をかけたときの痛み、足首の動き、整形外科での診断内容や固定の状況を丁寧にお伺いします。骨の強い圧痛や荷重困難などレッドフラッグがある場合は、施術より先に整形外科の受診を最優先でおすすめします。確定診断を行う立場ではなく、保存的ケアの可否や進め方を判断する目的で実施します。

2

固定 — テーピング・包帯で患部を保護

急性期は、損傷した靭帯への負担を減らすため、テーピングや包帯による固定で患部を保護します。固定の強さや期間は、重症度や経過によって異なります。締めすぎてしびれや循環の悪化が出ないよう配慮し、日常生活での足首の使い方もあわせてお伝えします。

3

物理療法・手技 — 腫れや痛みに配慮した保存的ケア

超音波・ハイボルテージなどの物理療法や、足首・ふくらはぎ・下腿の筋への手技を、腫れや痛みに配慮しながら組み合わせる場合があります。ご希望に応じて、足首まわりの筋への鍼灸を保存的なケアの選択肢として組み合わせることもできます(鍼灸は柔道整復の療養費とは別の自費メニューです)。→ 紀の川市の鍼灸ページで詳しく

4

運動サポート — 可動域・筋力・バランスで再発予防

回復期は、足首の動き(可動域)を取り戻す動き、腓骨筋群を含む筋力づくり、片脚立ちなどのバランス練習を、痛みのない範囲で段階的にご案内します。捻挫を繰り返す方(慢性足関節不安定症)には、再発を防ぐための運動指導を中心に組み立てます。これは医療機関で行うリハビリテーション(診療)とは異なり、当院の保存的なケアとしての運動サポート・運動指導です。テーピングやサポーターの一般的な使い方の情報提供もあわせて行います。

整形外科で治療を受けている方へ

整形外科で固定や治療を受けられている方からも、固定終了後の運動サポートにご相談いただくことがあります。これらの医療的な対応は当院では行わず、効果を評価したり優劣を比較したりする立場にもありません。医療機関での対応を中心にしたうえで、現在の経過を初回ご来院時にお伺いし、主治医の指示を最優先に当院での施術方針を決定いたします。

通院ペースの考え方

通院ペースは、重症度・経過・生活背景によって異なるため、一律にお伝えできるものではありません。一般論として、急性期は週1〜2回のペースで状態を整え、落ち着いてきたら2週に1回〜月1回のペースに移行し、再発予防のメンテナンスに移る方もいらっしゃいます。これは目安であり、必ずこの頻度で通うべきという基準ではありません。「医学的根拠なく毎日通う・水増しのような通院」は適切ではないと考えており、症状継続時の必要性に基づいてご案内します。

参考情報(出典)日本整形外科学会 公式サイト(足関節捻挫・足関節外側靭帯損傷の症状・保存的対応の考え方)
日本足の外科学会 公式サイト(足・足関節の疾患の解説)
・Dubois B, Esculier JF. Soft-tissue injuries simply need PEACE and LOVE. Br J Sports Med. 2019.(応急処置の考え方)
・Stiell IG, et al. Ottawa Ankle Rules(足関節・足部のX線撮影の判断の目安)
・厚生労働省 統合医療情報発信サイト「eJIM」https://www.ejim.mhlw.go.jp/

当院の足首の捻挫ケアが向く方 / 向かない方

すべての方に向くわけではありません。足首の捻挫は、まず整形外科で骨折・脱臼やアキレス腱断裂などを除外することが先で、そのうえで保存的なケアの選択肢として施術所を選ぶのが安心です。当院で対応できるケースと、医療機関の受診を優先いただくケースを明確にお伝えします。

こんな方に向いています

  • 整形外科で「骨に異常なし」と言われ、足首の腫れ・痛み・固定後の動かしにくさが気になる方
  • 固定や安静のあと、再発しにくい足首づくり(運動サポート)に取り組みたい方
  • 足首の捻挫を繰り返す・ぐらつく(慢性足関節不安定症が気になる)方で、強いレッドフラッグがない方
  • 部活・スポーツでの再発予防や、段階的な復帰の目安を相談したい方
  • 主治医と並行して、保存的なケアの選択肢を増やしたい方(主治医の指示を最優先に)

下記の方は医療機関を優先してください

  • 体重をかけて歩けない・くるぶしの骨に強い圧痛・明らかな変形がある方 → 整形外科でX線を
  • つま先立ちできない・ふくらはぎに「蹴られた」感覚があった方 → 緊急で整形外科へ(アキレス腱断裂の疑い)
  • 成長期のお子さんで骨の部分に強い圧痛がある方 → 整形外科でX線評価を
  • 明らかなケガがないのに赤み・熱感・発熱を伴う腫れがある方 → 医療機関へ
  • まだ整形外科を受診しておらず、強い腫れ・変形がある方 → まず医療機関でご評価を

健康保険の適用と料金について

足首の捻挫(足関節捻挫)は、いつ・どこで・どのようにケガをしたかが明確な急性の外傷であれば、柔道整復師による施術が健康保険(療養費)の対象となる場合があります。療養費の対象は、柔道整復師の業務範囲である「急性または亜急性(外傷性)の骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」とされており、足関節捻挫はこの「捻挫」にあたります。当院は受領委任の取り扱いができる施術所です。

  • 対象となる場合 — 転倒・スポーツ・段差などで足首をひねった、原因が明確な急性の捻挫。療養費の取り扱いには負傷原因の確認とご本人の署名が必要です。
  • 対象外(自費)となる場合 — 時間が経って慢性化した痛み、捻挫を繰り返す状態(慢性足関節不安定症)そのものへの施術、原因がはっきりしない痛み。
  • 併給不可 — 同じケガで整形外科などの医療機関の治療を受けている期間は、同じ部位の施術は健康保険の対象外となります。

料金は、症状や施術内容によって異なるため、ご来院前の一律のご案内はしておりません。個別ケースで前後しますが、初回ご来院時のお会計目安として4,000円〜6,000円程度をお持ちいただくと安心です。お悩みを丁寧にお伺いした上で、施術プランと共にご案内します。なお、交通事故による足首のけが(自賠責)については、交通事故・むちうちのページもご覧ください。

初回ご来院の流れ

1

ご予約(LINE・お電話)

LINEまたはお電話でご予約ください。完全予約制です。足首をひねった状況や、整形外科を受診済みかどうかを簡単にお伝えいただくとスムーズです。

2

問診・触診

受傷の状況、腫れ・痛みの場所、足首の動き、整形外科での診断・固定の状況などをお伺いし、足首の状態を確認します。

3

必要時は整形外科をご案内

骨折などが疑われるサイン(レッドフラッグ)がある場合は、施術より先に整形外科の受診を最優先でおすすめします。

4

施術方針のご説明

現状を踏まえ、固定・物理療法・運動サポートなど、保存的なケアの選択肢と見通しをご説明します。ご納得いただいてから進めます。

5

施術・固定/再発予防の運動指導

急性期は固定や物理療法を中心に、回復期は可動域・筋力・バランスの運動サポートを段階的に。セルフケアもお伝えします。

FAQ

足関節捻挫(足首の捻挫)特化 よくある質問

足首の捻挫では、まず骨折や脱臼が隠れていないかの確認が大切です。レントゲンなどの画像検査による確定診断や手術といった医療行為は整形外科の領域ですので、強い腫れや変形がある・体重をかけて歩けないといった場合は、まず整形外科の受診をおすすめします。そのうえで、テーピングや包帯による固定、物理療法、再発予防のための運動サポートは、柔道整復師(国家資格)の施術の範囲です。当院は整形外科で骨折を除外したあとの保存的なケアの選択肢としてご利用いただけます。確定診断を行う立場ではありません。
受傷直後の急性期は、一般的にまず安静にして冷やし、心臓より高く上げて、適度に圧迫する(RICE処置)ことが知られています。受傷から数日は温めるよりも、患部を保護して安静を保つほうがよいとされています。一方で、近年は受傷直後はPEACE、その後はLOVEという考え方も紹介されており、痛みのない範囲で少しずつ動かしていくことが回復に役立つとされています。飲酒・長湯で温める・強くもむ・無理に歩く、といった行為は急性期には控えるのが一般的です。やり方や期間は状態によって異なりますので、ご来院時にご相談ください。
「歩けるから軽い」とは限りません。足首の捻挫では、靭帯の部分的な損傷や、外くるぶし付近の骨のけがが隠れていることもあります。受傷直後と来院時に4歩ほど体重をかけて歩けない・外くるぶしや内くるぶしの骨に沿った圧痛が強い・足の小指側の付け根が痛む、といった場合は骨折を除外できないため、まず整形外科でのX線評価をおすすめします。また、初回のケアが不十分なまま放置すると、足首がぐらつきやすくなり捻挫を繰り返す状態(慢性足関節不安定症)につながることがあるとされています。気になる症状が続く場合は、早めにご相談ください。
はい、ご相談いただけます。足首の捻挫を繰り返す背景には、初回の固定や安静が十分でなかったこと、靭帯のゆるみや、バランスをとる感覚(固有受容感覚)・筋力の低下などが関わると考えられており、慢性足関節不安定症と呼ばれることがあります。当院では、足首まわりの状態を確認したうえで、腓骨筋群を含む運動サポートやバランス練習など、再発予防のための運動指導を保存的なケアの選択肢としてご案内します。効果には個人差があり、改善を保証するものではありません。距骨の軟骨の損傷など医療機関での評価が必要な状態が疑われる場合は、整形外科の受診をおすすめします。
成長期のお子さんは、靭帯よりも骨の成長板(骨端線)のほうが弱く、捻挫のように見えても成長板のけが(骨端線損傷)が隠れていることがあります。受診の目安(Ottawa Ankle Rules)はお子さんでも参考になるとされますが、年齢だけで判断せず、骨の圧痛や腫れがある場合はまず整形外科でのX線評価をおすすめします。スポーツ復帰の時期は、痛みなく全体重をかけて歩ける・左右差なく動かせる、などを目安に段階的に進めることが大切とされています。競技全般のケガや段階的な復帰については、スポーツ障害のページもあわせてご覧ください。
はい、ご相談いただけます。整形外科で固定を終えたあとは、足首の動かしにくさ(可動域の制限)や、バランスをとる感覚の鈍り、ふくらはぎ・足首まわりの筋力低下が残りやすいとされています。当院では、可動域を取り戻す動き、腓骨筋群を含む筋力づくり、バランス練習といった、機能回復のための運動サポート・運動指導を保存的なケアとしてご案内します(医療機関で行うリハビリテーション=診療とは異なります)。固定中・固定直後の進め方は主治医の指示が最優先です。現在の経過を初回にお伺いし、無理のない範囲で進めます。
足首の捻挫(足関節捻挫)は、いつ・どこで・どのようにケガをしたかが明確な急性の外傷であれば、柔道整復師による施術が健康保険(療養費)の対象となる場合があります。当院は受領委任の取り扱いができる施術所です。一方で、時間が経って慢性化した痛みや、捻挫を繰り返す状態(慢性足関節不安定症)そのものへの施術は、対象外(自費)となる場合があります。また、同じケガで整形外科などの医療機関の治療を受けている期間は、同じ部位の施術が保険の対象外(併給不可)となります。療養費の取り扱いには負傷原因の確認とご本人の署名が必要です。料金は、ご来院前の一律のご案内はしておりませんが、初回ご来院時のお会計目安として4,000円〜6,000円程度をお持ちいただくと安心です。交通事故による足首のけが(自賠責)は、交通事故専門ページもご覧ください。
はい、ご希望に応じて鍼灸もご利用いただけます。当院は鍼灸整骨院ですので、足首まわりやふくらはぎ・下腿の筋への鍼灸を、保存的なケアの選択肢として組み合わせることができます。なお、鍼灸は柔道整復の療養費(健康保険)とは別の自費メニューです。鍼が初めての方・不安な方には、本数を絞る・浅く刺す・刺さない鍼(接触鍼)での対応も可能ですので、ご遠慮なくお伝えください。効果には個人差があります。
Director

院長紹介

紀の川市の鍼灸・整骨院|院長

瀬田 圭佑

はり師・きゅう師・柔道整復師(3つの国家資格)

紀の川市生まれ。関西医療大学 鍼灸学部・関西医療学園専門学校 柔道整復師学科を卒業後、整形外科クリニックのリハビリ科(大阪府堺市)、鍼灸整骨院(和歌山県かつらぎ町)での臨床経験を経て、2019年8月、紀の川市打田に Kei鍼灸整骨院を開院。足首の捻挫をはじめとする急性のケガ・スポーツ障害・首肩こり・自律神経の不調など、整形外科や医療機関の診断後の保存的なケアの選択肢として、エビデンスを参照しながら鍼灸・柔道整復施術で対応しています。「足首をひねって腫れた」「固定が取れたが動かしにくい」「捻挫を繰り返す」というお悩みに、固定・物理療法・再発予防の運動サポートを丁寧にご案内します。なお、画像検査・手術は当院では行わず、必要な場合は整形外科をご案内します。

院長プロフィールを詳しく見る →

保有する3つの国家資格

柔道整復師
はり師
きゅう師
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紀の川市のKei鍼灸整骨院では、足関節捻挫(足首のねんざ・内反捻挫・捻挫を繰り返す足首)と関連する不調のご相談を承っています。整形外科で骨折を除外したあとの保存的なケアの選択肢として、固定・物理療法・再発予防の運動サポートをご案内します。主治医の指示を最優先にご相談を承ります。画像検査・手術は当院では行っておりません。
主な対応エリア:紀の川市(打田・粉河・名手・桃山・貴志川)/岩出市/かつらぎ町

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